STONEWALK KOREA 2007 BLOG

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済州―沖縄平和連帯のための済州島海軍基地建設反対 声明

済州―沖縄・平和連帯のための
済州島海軍基地建設に対する反対声明


 韓国・済州島の海軍基地建設が進められているカンジョン(江汀)村では、毎日まるで戒厳令下のような緊張と対立が続いている。もはや、この村では基本的な人権や常識さえ通用しない。60余年前の済州43道民虐殺事件を想起せざるを得ない状況だ。

 沖縄では米軍政下、住民の人権が蹂躙・剥奪された。済州島の米軍政下でも43虐殺事件があった。アフガニスタンの米軍政下、トラボラからヘルマンドにかけても虐殺事件が起きている。イラクの米軍政下では、ファルージャで虐殺があった。米軍の軍政への戦闘教範は、最初は1940年代にイタリア、アフリカ北部の占領地域で作られ、沖縄において完成された。そして、韓国で再び実施され、現在まで続いている。まるで判で押したかのように、米軍政統治が行われている所ではどこでも、軍政の最終段階である親米政権樹立のための選挙のその直前に、大量虐殺が行われている。これは米軍の戦闘教範による必然的な結果なのだ。沖縄と済州島の歴史的悲劇は、同じ加害者によってもたらされたものだ。

 1990年、湾岸戦争で劣化ウラン弾が使われた。1995年、沖縄で劣化ウラン弾の誤射事故が起きた。1997年、韓国の京畿道ヨンチョンで劣化ウラン弾の暴発事故が起きた。1998年、ハワイ停泊中の米軍艦から劣化ウラン弾が誤って発射された。韓国の京畿道スウォンとオサン、忠清北道チョンジュの基地、沖縄の嘉手納基地の弾薬庫には、300万発の劣化ウラン弾が貯蔵されていることが明らかになっている。これはイラクで使われた劣化ウラン弾の3倍以上の量だ。核トマホークを搭載した原子力潜水艦は、ハワイと沖縄のホワイト・ビーチを経由し、韓国のチネ(鎮海)に寄航する。もはや、これらの米艦船が済州島の海軍基地に寄航するのは自明なことだ。米軍の駐留基地周辺では例外なく、レイプ(性暴行)事件が頻発している。米軍基地周辺ではこれまた例外なく、騒音やガソリン流出など環境破壊が頻発している。沖縄と済州島で起きている今現在の悲劇の加害者もまた、同一だ。

 韓国・日本・沖縄・済州島を結ぶ最も重要な環は国連軍司令部だ。195198日、日米安保条約と同時に締結された「吉田‐アチソン交換公文」には、「日本政府は韓国での国連軍の活動を支援するために、全ての施設と役務を提供する」となっている。この公文書により、横須賀米海軍基地、横田米空軍基地、キャンプ座間、佐世保米海軍基地、沖縄の嘉手納空軍基地、普天間米海兵隊基地、ホワイト・ビーチが国連軍司令部の後方基地と指定された。国連軍司令官の作戦統制範囲は38度線の非武装地帯から沖縄に至る範囲であり、日米韓の軍事同盟は単なる抽象的概念ではなく、たった1人の司令官が指揮・統制する軍事機構なのだ。

 日本と韓国、そして沖縄と済州島の国境は、米軍にとっては何の意味もなく、単なる一つの戦場にすぎない。沖縄と済州島が同じ歴史、同じ悲劇、同じ目標を共有せざるを得ない理由がここにある。日・韓・沖縄・済州島の運動が連帯を越え、連合へと発展せざるを得ない理由がここにある。

 われわれは、カンジョン村に作られようとしている「軍民複合美港(民間用・軍事用複合港湾施設)」の建設に、憂慮を表明せざるを得ない。軍事基地と民間施設が一緒に建設されることは、常識的に理解できないことである。これは、動く弾薬庫ともいえる軍艦で発生する偶発的事故や、他国による偶発的攻撃に、無責任にも民間人をさらすことになる。

 われわれは、日韓中の全ての市民生活に必要なエネルギー源をもたらす海洋輸送路が、緊張関係の中に置かれることを望まない。緊張に備えるという口実で、軍事態勢の強化そのものが緊張を作り出すからだ。「海洋大国」の膨張戦略は沿岸国の脅威となり、沿岸国としては無理な海洋軍備競争に追い込まれる状況を生み出す。海洋輸送路の軍事化が強化されれば、脅威を受けるのはわれわれの市民生活だ。

 われわれは、日韓中の新しい建設的な海洋制度の樹立に逆行する済州島の海軍基地建設に反対する。韓国側が明らかにしたように済州島の海軍基地はイオ島の水域防備を目標にしているため、韓中における海洋衝突の導火線となる。イオ島は韓中の排他的経済水域が重なり合うため、韓国海軍は済州島を海軍基地建設の予定地とした。そもそも「海洋法に関する国際連合条約(国連海洋法条約)」によれば、排他的経済水域とは日本や米国等の海洋覇権国に立ち向かう第3世界の諸国が、海洋管轄権を拡大するのに成功した歴史的成果と言えよう。確かにこの制度の適用過程で、日韓中の東北アジア海洋水域で軍事的緊張が高まっていることも事実だ。だが、日韓中は互いの漁業協定を締結し、東北アジアの海洋制度を作る最終段階に至っている。東北アジアにおける海洋制度の構築は軍事力でなく平和的に、また交渉を越える信頼によって完成されるものだ。各国がこれまで積み上げてきた忍耐と譲り合いそして信頼を打ち壊す軍事力至上主義では、決して東北アジアの海洋平和を推し進められず、国連海洋法条約に真っ向から挑戦するものである。

 われわれは、カンジョン村民とそれを守ろうとする人々の人権を侵害し、表現の自由を奪う弾圧を直ちに中止することを求める。住民生活と直結する問題提起や抗議は、全て韓国の憲法で認められている市民の当然な権利だ。違法行為が予想されると決めつけ、事前に制裁を加えるなどということは明々白々な脱法行為であり、法治国家の根幹を揺るがす暴挙だ。このようなことは戒厳令の下においても、あってはならないことだ。

 われわれは、これまでの歴史的経験により済州島と沖縄、日本と韓国の問題は決して国境の向こうの他人事とは考えられず、次のように主張する。

―欺瞞的で危険な軍民複合港湾建設に反対する。

―東北アジア海上輸送路における軍事的緊張を増幅する海軍基地建設に反対する。

―東北アジアの平和的海洋秩序の構築に逆行する海軍基地建設に反対する。

―住民同士の衝突を助長する海軍基地建設に反対する。

―人権を侵害し、表現の自由を奪い、弾圧する警察庁を糾弾する。

―人類の自然文化遺産を破壊する不法工事の強行を中断せよ。

2012. 4. 7.


済州海軍基地建設反対! 沖縄−済州、日本−韓国平和連帯行動

 賛同者と 賛同団体

  • いのうえしんぢ(福岡県・Fight for Your Life
  • パク・ムンジェ(北韓医療支援 在米医師)
  • ぺ・トンノク(北九州市)
  • マリア 神田千草
  • 安川寿之輔(不戦兵士・市民の会) 
  • 伊藤シマ子(北九州市)
  • 伊藤英雄(神奈川県・「脱原発かわさき市民」)    
  • 伊藤莞爾(福岡県北九州市)
  • 井上裕子(福岡県・みどりの未来会員)
  • 宇田純子(福岡県福岡市・フクオカ住民投票の会 共同代表)
  • 宇野朗子(福島市→福岡県福津市・ふくしま月あかりの会)
  • 横原由紀夫
  • 岡田 卓己(おかだ たかし・韓国大邱広域市 啓明文化大学教員)
  • 加藤賀津子 
  • 花房恵美子(福岡県、戦後責任を問う・関釜裁判を支援する会所)     
  • 梶原得三郎(大分県中津市)
  • 岸本和世(札幌市)
  • 岩佐英夫(弁護士)
  • 喜多村憲一(神奈川県・つぶせ!有事法制・川崎市民の会)
  • 吉澤文寿(新潟国際情報大学)
  • 久保田 誼 (長野県)
  • 久野秀明 (名古屋市 あいち沖縄会議)
  • 橋本宏一 (日本国民救援会京都府本部事務局長)
  • 橋本博子(京都府)
  • 橋野高明 (大阪府 同志社大学人文研研究員・日本キリスト教団牧師)
  • 金子なおか (東京都)
  • 金淑美(きん・すんみ、朝鮮新報社 月刊イオ編集部)
  • 鍬野保雄(下関市)
  • 郡島 恒昭(福岡県)
  • 兼崎暉(北九州市)
  • 古賀明江 (日朝友好連帯の会代表) 
  • 高橋信(愛知県平和委員会、名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会 共同代表)
  • 高山俊吉 (弁護士)
  • 高秀美(東京)
  • 斎藤京子(東京都・WAM、脱原発川崎市民の会、町田市の朝鮮学校を支援する会、他多数)
  • 山根弘美(北九州がっこうユニオン・うい)
  • 山田恵子(東京都・VAWW RAC『バウラック』)
  • 山田正行(大阪府・アウシュヴィッツ平和博物館)
  • 山本英夫(フォトプラザ・ヤマモト)
  • 寺尾光身(名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会 共同代表
  • 柴田一裕(沖縄とむすぶ市民行動・福岡)
  • 若本洋子
  • 朱文洪  (西南韓国基督教会館主事・北九州市)
  • 渋川慧子 (東京都)
  • 出水 薫(IZUMI Kaoru九州大学大学院法学研究院・福岡市)
  • 緒方貴穂(ストーンウォーク・コリア)
  • 小笠原みどり(福岡市)
  • 小原 紘(NPO法人アウシュヴィッツ平和博物館 理事・我孫子市)
  • 小倉志郎
  • 小野政美(ono masami・愛知県名古屋市・教員:憲法と教育を守る愛知の会)
  • 小林 初惠 (全国被爆者青年同盟・広島市)
  • 小林久公(「過去と現在を考えるネットワーク北海道」代表)
  • 松永義郎(佐賀県鳥栖市、61歳)
  • 松元泰雄(神奈川県)
  • 松谷務(愛知県)
  • 新城美紀( 兵庫県)
  • 森川 静子(埼玉県・キリスト者)
  • 森本孝子(平和憲法を守る荒川の会共同代表・東京都荒川区在住)
  • 進藤悦子(北九州がっこうユニオン・うい)
  • 仁藤万友美 (愛知県)     
  • 水谷明子(東京都)
  • 杉本 泰郎 (すぎもと やすお・岡山市)
  • 瀬川千恵(神奈川県川崎市・脱原発かわさき市民)
  • 星野 岳彦(東京都・カトリック豊島教会)
  • 清重伸之(きよしげのぶゆき・東京都東村山市)
  • 清水信義(しみずのぶよし・宮城県)
  • 青 英権
  • 青木章 (京都市)
  • 斉藤一美(東京都・「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナール)
  • 石川康子(多摩女性学研究会)
  • 川原一恵 (山口県宇部市)
  • 川原淑恵 (山口県宇部市)
  • 浅田 明(兵庫県)
  • 増田都子(東京都学校ユニオン委員長)
  • 大橋真司(静岡県)
  • 大橋正明(恵泉女学園大学教授)
  • 沢村和世(山口県下関市)
  • 池田恵理子(イケダ エリコ・東京都)
  • 中原道子(Nakahara Michiko・東京都杉並区)
  • 中西 綾子(横浜市)
  • 中村 薫(大阪府)
  • 中村紀子(名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会 共同代表)
  • 中田光信(京都府)
  • 中野 紘一 (北九州市)
  • 天崎秀雄 (山口県宇部市)
  • 田場祥子(東京都・『VAWW RAC=VAWW−NETジャパンの後続団体』)
  • 田場洋和(東京都・所属団体:練馬・文化の会)
  • 田中信幸(熊本市)
  • 田島 隆(ひとミュージアム上野誠版画)
  • 東本高志(大分県)
  • 筒井修 (福岡地区合同労働組合代表執行委員)
  • 藤井克彦(ふじい かつひこ・愛知県名古屋市)
  • 藤岡 惇(立命館大学経済学部教授)
  • 藤堂均(北九州がっこうユニオン・うい)
  • 藤野 龍一(千葉県)
  • 内岡貞雄(長生炭鉱の”水非常”を歴史に刻む会会員・北九州市)
  • 白水 弘美(福岡県北九州市)
  • 八木隆次(平和フォーラム)
  • 樋口淳子(神奈川県横浜市)
  • 尾澤邦子(東京都)
  • 彦坂 諦(ひこさか たい・千葉県・作家)
  • 冨田 孝正  名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会・愛知県)
  • 冨田杏二
  • 朴裕子(愛知県名古屋市)
  • 堀内隆治(下関市菊川町)
  • 本河知明(福岡県・みどり福岡)
  • 麻生きみえ(福岡県)
  • 民族問題研究所 東京支会
  • 牟田口カオル(北九州市)
  • 木瀬慶子 (9条連事務局)
  • 木村玉祚(福岡県)
  • 木村厚子(岐阜県安八郡)
  • 木野村間一郎
  • 野口千恵子(日本軍慰安婦問題解決のために行動する会・北九州代表)
  • 野村修身(東京都・NOMURA; Osami, Dr. Eng
  • 野田峯雄(ジャーナリスト・東京都立川市)
  • 矢野創(愛知県平和委員会)
  • 友延博子(北九州がっこうユニオン・うい)
  • 林 尚志(山口県下関市)
  • 林伸子(農民新聞・千葉県千葉市)
  • 國米リリ子(こくまい・りりこ、神奈川県川崎市)
  • 槌樹(チョウミス・東京都)
  • 瞠藕稔(たかざね・やすのり、長崎県、長崎大学名誉教授)
  • 沖縄ー韓国民衆連帯
  • 日韓民衆連帯全国ネットワーク
  • ストーンウオーク・コリア
  • 韓国原爆二世の会普天間基地爆音訴訟団
  • 東北アジア情報センター (広島市佐伯区五日市) 
  • 写真の会・パトローネ
  • NO!AWACSの会浜松
  • 憲法9条ー世界へ未来へ 連絡会(略称:9条連)
  • 福岡地区合同労働組合
  • NPO法人ハヌルハウス (代表理事 映画監督・前田憲二)
  • 愛知県平和委員会(名古屋市東区)
  • 名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会
  • つぶせ!有事法制・川崎市民の会
  • 北九州がっこうユニオン・うい
  • 怒髪天を衝く会 
  • VAWW RAC(「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクション・センター)   
  • 時を見つめる会(神奈川県)
  • 10フィート映画を上映する下関市民の会(代表 赤司暸雄)
  • フォーラム平和・人権・環境(平和フォーラム)
  • 沖縄恨の碑の会
  • 沖縄ナビーの会


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