STONEWALK KOREA 2007 BLOG

世界中の戦争で苦しめられた人々を悼むための碑石を、特別制の台車にのせて、朝鮮半島を縦断して、人力で牽きながら歩く「ストーンウォークコリア」の告知のためのサイト
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沖縄平和巡礼が終わり、済州島の平和巡礼を準備しながら
夢のような5泊6日の旅程も過ぎ
ソウルの日常にまた戻って来ました。

一日ゆっくり休み、旅の疲れはとれましたか?
昨日一日中頭がもうろうとしていたので
私も旅の疲れがまだ少し残っているようです。

日韓市民が共に行った沖縄日韓平和フィールドワークを
最初に企画、準備をして、その進行の過程を整理しながら
写した写真を見返していると、可笑しくもあり、胸が詰まる思いもします。

長くもあり、胸痛み心重い旅程でありましたが
参加者すべての皆様の協力で、足りないところが補われ
共に歩んだ道程はさらに意味のある平和巡礼になりました。


沖縄県東村高江にて
(写真:沖縄県東村高江にて)


戦争被害者として原爆の惨状を語り、歴史の証言者として
私達に課題を与えてくださったシムジンテ支部長さんとパクウォンチョ副支部長さん。

大運河建設で危機に瀕する命の河を守るために巡礼をして風邪を引かれ、
一層厳しい旅程を終わりまでご一緒してくださったキムキョンイル神父さん。

勇敢にも最初に歌を歌い、私達を微笑ませてくださり
戦争犠牲者のために祈りながら、いつも静かに見守ってくれたチェホンギュ牧師さん。

国家保安法を抱きしめながら三歩一拝を終え、無罪判決の喜びを共にし、
沖縄平和巡礼をより深い輝きにしてくださったイシウさんと
その苦痛と喜びを傍らで分かち合うキムウノクさんと息子のウソンさん。

朗々たる時調(シチョ)の響きと快活な微笑みで喜びを与えてくれたユンジョンさんと
お嬢さんを明るく立派に育て、素敵な生気を与えてくれたキムジェキョンさん。

交流会ごとに歌と踊りで私達を幸福にしてくれたハンユジンさんと
資料集の編集等お手伝いをしながら、清らかな思いを分けてくれたジョンウノクさん。

忙しい取材活動の中で翻訳と記録役を引き受けてくれたパクサンヒ記者と
大きな声と同じように、力強く沖縄平和巡礼を導いてくれたレベッカさん。

私達の平和巡礼を黙々と映像に込め、感動を与えてくれるキムファンテ監督と
歴史は道の上にあると、強制連行の足跡を写真で記録するイジェカプさん。

熱のこもった通訳で私達に微笑みと内容を伝えてくれた木村さんと
煩雑な日本側事務局を誠実に引き受け、平和巡礼を実現の道へ導いてくれた緒方さん。

ストーンウォーク・コリアに続き、若者顔負けの情熱でご一緒してくれた吉田さんと
戦争被害者の苦痛を共に分かち合おうと静かに活動された神田さん、
そして長崎の被爆者として平和のメッセージを伝えてくれた青木さん。

このように素敵な21名の日韓参加者が共にした巡礼であったので
最後の反省会では誰もが沖縄平和巡礼はとても良かったと口にしました。

何よりも沖縄現地で協力してくださったまよなかさんとキムヒョンオクさん、
古賀さん、豊見山さん、高橋さん、知花さん、寺崎さん、安仁屋さん、
大村さん、座間味さん、そして私達の学習を一層深いものにするため
資料を準備し、お話をしてくださった沖縄の活動家の皆様に感謝しています。

戻る途中の福岡で車のお手伝いをしてくださった伊藤さんを始め
ストーンウォーク日本側実行委員の皆様にも感謝しています。

私達は日本軍‘慰安婦’被害者であったペポンギお婆さんを始めとする強制動員の足跡をたどり、
‘集団自決’ではなく集団虐殺地を、そして米軍基地闘争の現場などを巡りました。

ハンユジンさんの言葉のように、
平和な時こそ誰かが差別され抑圧されていることを考えなければ、自分も刀になり銃になることを、
平和な時こそ戦争犠牲者を追悼しながら、このような平和巡礼の道を歩まなければならないことを、
戦争になってからでは遅いので、平和な時に準備しなければならないことを胸に深く刻んで、
各々の現場で平和の種を蒔こうと心に決めました。

「ヌチドゥ タカラ(命こそ宝)」という沖縄、美しくも悲しい沖縄に続き
今、もう一つの沖縄である済州島への平和巡礼の道に赴こうと思います。

これからも越えて行く山は多いかもしれませんが、共に準備して分かち合えば
済州島の美しい山と海、歴史と人々との出会いは
すでに私たちを待っていて、私達もその道の上を歩んでいることでしょう。

もう一度沖縄平和巡礼の道を開き、共にその道を歩んでくださった皆様に
心より感謝するとともに、済州島で再び元気なお姿でお会いできることを願います。

2008年2月21日

カン ジェスク

沖縄‐済州島フィールドワーク韓国側事務局
ストーンウォーク・コリア韓国側責任者


済州島
(写真:済州島)

■第2回平和巡礼2008 沖縄-済州 日韓平和フィールドワーク韓国側事務局
住所: 236-23, GONGDUK-DONG, MAPO-GU, SEOUL, KOREA (平和市民連帯)
TEL/FAX: 02-717-8837 Cell: +82-11-896-8543 (姜濟淑: 平和市民連帯代表)
E-mail: peacewalkkorea@yahoo.co.kr
Homepage: http://cafe.daum.net/stonewalk
(日本側Blog: http://swkorea.jugem.jp/ )
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