2018.08.04 Saturday
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<ストーンウォーク・コリア 日本側挨拶文>「謝罪と追悼、平和への祈りを込めて」
先のアジア・太平洋戦争において、日本は2000万人におよぶアジアの人々に犠牲を強いました。特に日本の帝国主義政策の下で、日本は朝鮮半島を植民地として支配し、朝鮮の人々に非常に大きな苦しみを与えました。植民地支配に反対する人々を弾圧し、創氏改名を強制し、言葉を奪い、伝統的な文化を圧殺しました。日本が朝鮮半島の人々に対して与えた苦しみや痛みは、私たちがどんなに償っても償うことができないものだと思います。戦後61年を経た今も、日本政府はきちんとした謝罪や補償をしていません。
そのような中で、被爆60年の2005年に米国の市民が長崎から広島まで行った行進「ストーンウォーク」を、私たち日本の市民が朝鮮半島でやろうという計画を立てました。「ストーンウォーク・ジャパン」というのは、米国の市民が広島と長崎への原爆投下を謝罪し、原爆犠牲者とすべての戦争犠牲者の鎮魂を願って行われた行進です。
2007年、今度は私たち日本の市民が「ストーンウォーク・コリア」を行い、朝鮮半島の人々に対する謝罪の気持ちを表明し、同時に戦争において犠牲になられた人々の霊を慰めたいと願っています。謝罪と追悼の歩みが平和な未来に続くことを信じて、一歩一歩祈りを込めて歩みたいと思います。廣瀬方人(ストーンウォーク・コリア2007日本側実行委員会・長崎)